パラブーツのシャンボードではなくJ.M.WESTONのゴルフを買った理由

シャンボードとゴルフ。

同じUチップということもあり、悩まれる方も多いのではないでしょうか?

私も実際に悩んで試着を繰り返した一人です。

今回そんな悩まれている方の少しでも参考になればと思い書きました。

良かったら、皆さんの選んだポイントなどもコメントでいただけたら嬉しいです。

Paraboot シャンボードとは?

パラブーツとはフランスで1908年に創業したブランドです。

ルーツは登山靴であるため、堅牢な作りが特徴の1つです。

1987年に登場したのがシャンボード

元々狩猟用として歩行性、実用性などを考えられたUチップの靴がシャンボードです。

名前の由来はシャンボール城という城の名前が由来になっているという話を聞いたことがあります。

その後、街中でビジネスからタウンユースまで幅広く履かれるようになり、現在の日本においてもオンオフ問わず使える靴として人気がある靴となっています。

J.M.WESTONのゴルフ(641)とは?

一方J .M.WESTONは1891年靴の工場として創業しました。

その後1932年にパリのシャンゼリゼ通りにショップがオープンし、現在のブランドの地位を築いていきます。

ゴルフは有名なゴルファー兄弟からインスパイアされて作られたもので、別名「ジャーナリストシューズ」とも言われたりしています。

その名の通りたくさん歩いても耐久性や疲労などにも効果があると言われています。

何が違う?

デザインはとても似ているので、どんな違いがあるかを項目ごとに確認していきます。

価格が違う

まずは価格が大きく異なります。

革靴は年々価格上昇しているので、現在(2021年11月30日現在)の日本の公式ページから記載します。

Paraboot シャンボードJ .M.WESTON ゴルフ
71,500円(税込)137,500円(税込)

2倍近い価格差がありますね。

私は2016年6月にゴルフを購入しましたが、当時は11万円ほどだったような記憶です。

かなり高騰していますね。

今後もおそらく高騰していくでしょう。

製法が違う

Paraboot シャンボードJ .M.WESTON ゴルフ
ノルウェイジャン製法 グッドイヤーウェルト製法

ノルウェイジャン製法は登山靴由来でもあることから、防水性に優れた製法です。

製法の特徴からボリューム感がある外観になります。

それがシャンボードらしさを演出している要因ですね。

一方グッドイヤーウェルト製法はアメリカ発祥の機械式ウェルト製法として始まりました。

J.M.WESTONの成り立ちである靴工場というのがこの辺りを踏襲しているのかもしれないですね。

特徴は頑丈さと防水性も兼ね備えており、さらに機械式ということで世界的に広まっている製法でもあります。

革が違う

Paraboot シャンボードJ .M.WESTON ゴルフ
リスレザー ロシアンカーフ

シャンボードで使用されているリスレザーはオイルをたっぷり染み込ませた革となっています。

ノルウェイジャン製法との相乗効果により防水性に役立ちます。

この辺りは狩猟靴でもあったことから納得の素材選びですね。

一方ゴルフで使われているロシアンカーフですが、幻のロシアンカーフとは違うみたいです。

特徴としてはオイルドレザーの一種であり、耐水性もあるのでこちらも雨などでも大丈夫ですね。

また、革がきめ細かく、シワの入り方がシャンボードと違うのでそちらもぜひチェックしてみてください。

こちらの記事で履き皺の比較もあります

履き心地が違う

Paraboot シャンボードJ .M.WESTON ゴルフ
柔らかめ 硬め

これは個人的に試着した際の感想です。

シャンボードは革の性質上履き初めから柔らかさを感じました。

一方ゴルフは最初はかなり硬さを感じます。

百貨店などで履き比べられる場所へ行くと違いを感じてもらえると思います。

サイズ展開が違う

Paraboot シャンボードJ .M.WESTON ゴルフ
長さのみ選択可能 幅も選択可能

シャンボードは一般的なスニーカーなどと同様に、長さのサイズ展開があります。

一方ゴルフは同じ長さでも幅に関してもサイズ展開があり、より自分にあったサイズを探すことができます。

同じ形でもサイズ展開の量が圧倒的に違うので在庫リスクもあり、ビジネス的には本来非常に難しいやり方であったりもします。

この辺りももしかしたら原価として上乗せされ価格に反映されているのかもしれません。

なんでJ.M.WESTONのゴルフにしたのか?

自分の足にフィットしたのがJ.M.WESTONのゴルフだったから

シャンボードは日本人にとっては甲が高いと言われています。

実際長さで合わせると幅や甲の高さで余裕が生まれ、羽根が閉じてしまいます。

幅で合わせると長さが短くなってしまうというのが個人的に試着して決めきれなかった要因です。

一方、ゴルフは長さと幅の組み合わせで選べるので自分にあったサイズを選べます。

私はシャンボードが6.5に対し、ゴルフは6Cでした。

一般的には幅はDとかで作られていると思うので、自分の足は平均よりは幅が狭いのかなと思います。

一生物だからサイズを重視

価格の比較をしましたが、どちらも安い買い物ではありません。

さらに製法からわかるように、どちらもかなり長く履ける靴です。

なので自分の足に合うことを最優先し、高いけどゴルフを選びました。

5年経ってもこれだけ綺麗
モカ割れもしてないです

どこで買ったか?

名古屋の松坂屋で購入

私は名古屋の松坂屋で購入しました。

他にはトゥモローランドなどでも購入できる場所としてはありました。

しかし、サイズ展開などから考えると、名古屋では松坂屋がおすすめです。

Nagoya Matsuzakaya Store | 松坂屋名古屋店

カードを作りポイントを貯めることをおすすめします

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そのポイントでシューケア用品を購入できるので私も実際にカードを発行しました。

修行って本当にあったの?

1ヶ月くらい家で履いて慣らしました

特にローファーなどで聞きますが、修行ってあるの?

大変なの?

と聞かれます。

私も少しきつめを買いました。

そのため、最初革が馴染むまで1ヶ月ほどテレビを見ながら履くなんてことをしていました。w

そして少しずつ歩く距離を伸ばしていき、今では1日履いてもスニーカーとあまり変わらない疲労度です。

購入してから5年になりますが、仕事柄そこまでたくさん履いていないこともあり、まだまだ10年はリペアすることなく履けるような気がしています。

一生物の靴を皆さんも検討してみてはいかがでしょうか?

シャンボードとゴルフで迷っている方の少しでも参考になれば嬉しいです。

次回はパラブーツのウイリアムを買った話でもできたらと思います。

それでは皆さんありがとうございました。

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