前回初めてのバイク乗車として普通自動二輪免許の技能講習初日のことを書きました。
今回は技能講習2日目のお話をします。
技能講習(バイク乗車)が始まって2日目。
もうS字やクランクをやるのかとびっくりしました。
そんな卒業検定の課題の1つでもあるS字とクランクコースを通ってみたのでそれぞれの感想などを書いていきたいと思います。
S字やクランクとは
まだ自動車の免許を取ったことがない。
まだ普通自動二輪の免許を取ったことがない。
そんな人にとってはS字やクランクは想像しにくいかなと思います。
左側がクランク、右側がS字です。
画像は自動車のイラストですが、バイクも同様な道となっています。
S字やクランク走行で大切なこと
転倒、パイロンに触れないこと
第一段階、第二段階、卒業検定の全てでS字やクランクは走行します。
その際、転倒や、パイロンに触れると合格できません。
まずは転倒しない、パイロンに触れないということを意識して走行する必要があります。
そのためにどんな走り方をすれば良いのか?
そんなことを話していこうと思います。
S字やクランクへの侵入ギアは2速を活用する
S字やクランク内での走行する際のギアは2速を使用することを指導してもらいました。
1速でも走行することは可能ではあると思いますし、3速でもおそらく走行できるでしょう。
ではなぜ2速を使用することをおすすめされるのだろうか?
それはきっとちょうどいいスピードだからだと考えます。
- 1速だと遅くて不安定で転ぶ可能性がある
- 3速だと速すぎて曲がりきれずパイロンにぶつかる可能性がある
つまり2速がちょうどいいということです。
半クラッチと後輪ブレーキをうまく活用する
半クラッチとは
クラッチ操作は2つあります。
- クラッチを切る(=クラッチのレバーを握る)
- クラッチを繋ぐ(=クラッチのレバーを離す)
半クラッチとは、クラッチを切ったり、繋いだりする操作です。
ではクラッチを切るとバイクがどうなるか?
クラッチを繋ぐとバイクがどうなるか?
- クラッチを切る(=バイクが減速する)
- クラッチを繋ぐ(=バイクが加速する)
大袈裟に表現するとこのようなニュアンスになります。
つまり、スピードが早すぎたら 1.クラッチを切る。
スピードが遅すぎたら2.クラッチを繋ぐということです。
なぜ後輪ブレーキなのか?
バイクには前輪ブレーキと後輪ブレーキがあります。
これは自転車と同じです。
ではみなさん、どちらのブレーキが効くと思いますか?
答えは前輪ブレーキです。
そのため、前輪ブレーキを低速の際に使用すると一気に止まります。
それを防止するために後輪ブレーキを活用することを進められます。
これが今後のバイク操作に大きな影響を与えると教えられました。
S字やクランクコースを走行してみて
通行すること自体は簡単にできた
結果的にS字やクランクを走行することができました。
まだまだバイク操作に慣れていないため、ぎこちなさはありますが走行できます。
転倒や、パイロンに車体をぶつけることはありませんでした。
難しかったこと
後輪ブレーキ操作に慣れない
1つ目は後輪ブレーキ操作です。
ブレーキを掛けるという行為の中に右足のペダルの概念がないですから。
そのため教習バイクのランプ表示では前輪ブラーキばかり点灯していました。
つまり後輪ブレーキが使えていないということです。
個人的には走行することでいっぱいいっぱいなのでブレーキ操作まで頭が回りませんでした。
ウィンカー操作までやり切れない
これまた後輪ブレーキからの悪い流れになっていますが、目の前の総裁にいっぱいいっぱいになり、ウインカーの操作まで頭が回りませんでした。
S字やクランクのコツ
進路の少し先を見る
バイク以外の動きでもそうですが、人は見ている方に進みやすいです。
例えばスノーボードなんかがそうです。
行きたい方を見ることで体(へそ)がそちらを向き重心移動がされます。
バイクも同様で、少し先の進路を見ることで自然に重心移動がされ曲がりやすくなります。
アウトインアウトを意識
コーンにぶつからないために、アウトインアウトを意識するといいと思います。
こうすることで、一見狭い道路幅も広く活用して曲がることができました。
こちらの画像の自動車ですが、外に膨らんでから内に入り、外に膨らみ内に入るよう走る様子となっています。
ぜひ意識してみてください。
さいごに
最後になりますが、ここまで不安材料などを書いていましたが、一発でS字もクランクも走行することができたのでご安心ください。
バイクは遅いと倒れようとします。
速度が速いと立っていようとします。
そんな特性も把握した上で、転倒やパイロンにぶつからないように走行を頑張ってください。
狭い通路なので、スピードを出すにも限界があると思いますが、ぜひ2速であまりブレーキを活用せず走行してみてください。
思ったよりも簡単ですので安心してくださいね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もお会いしましょう〜!
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