【中型バイク教習DAY4】前ブレーキを封印されたお話

前回S字とクランクコースの走行について書きました。

その際に指導員から指摘された前輪ブレーキを多用する癖を治すために、

前輪ブレーキを封印された時のお話をします。

前輪ブレーキを封印する方法

教習所で使われているバイクのクラッチやブレーキレバーは転倒時に壊れないものになっています。

amazonより引用

握る部分が折りたためる仕様となっています。

この仕様を活かして最初から上記のように跳ね上げて折りたたみます。

すると握ることができなくなるわけです。

前ブレーキがなくなるとどうなるか?

右のレバーがなくなると人はどうなるのか?w

やったことがない人も多いと思いますので、今回私が人柱として体感したことをお伝えしようと思います。

ざっくり以下のことに気が付きました。

  • レバーに手を掛けることでバランスを取っていたことに気が付く
  • 停止する際に右足を地面に置くとバイクが動いて焦る
  • 停止する際のバランスに気を付けるようになる

こんなことを感じました。

レバーに手を掛けることでバランスを取っていたことに気が付く

こちらですが、自転車の癖なんでしょうか?

両手のレバーに手を掛けながら走行する癖がありました。

これは私だけだと思いますが、この乗車姿勢が私の中でバランスを取っており、

それが崩れることによってすごい違和感を覚えました。

まさしくテンパるがふさわしい状態でした。

停止する際に右足を地面に置くとバイクが動いて焦る

当たり前ですが、右足しかブレーキがない状態です。

右足を地面に置くとブレーキは不可能。

つまり、バイクは止まる要素がなくなるわけです。

一度、レバーがないことによるバランスの違和感からS字・クランク内で右足を着いてしまったのです。

するとどうなるかわかりますか?

車体と停めることができないんです。

クラッチを握ってもこれまで走行していた慣性がバイクを前進させます。

でも右足を着いているからブレーキが出来ず足はその場、バイクは前に。

焦って右手を操作しようとするとアクセルのみ反応する状態。

これは焦りましたね。

幸い、クラッチを握っているのでエンジンふかすだけで済みましたが・・・

停止する際のバランスに気を付けるようになる

上の経験から右足を着けないということを意識することに。

つまり、停止する際には左足しか着いてはいけない。

バランスを崩すとしても左側しか許されないということに気が付くのです。

このため、停まる際の所作を気にするようになり、停まり方も上手くなったような気がします。

前ブレーキがない時を過ごしてみて

後ろブレーキのみで講習のほとんどを過ごしたおかげで、後輪ブレーキの動作にも慣れてきました。

また、先ほど書いたように、バランスの取り方も上手くなったように思います。

特に停止する際の足の着き方が格段に変わってスマートになったように思います。

さいごに

他の方もこのような体験をするかわかりませんが、もし後輪ブレーキ操作に慣れない人は、教官に尋ねてみてもいいかもしれません。

強制的に前ブレーキ使用不可状態。

なかなか刺激的ですが、成長しますよ!

もし、自分も体験したという方がいらっしゃればコメントいただけると嬉しいです。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

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