随分執筆から遠ざかっている間に、カメラ遍歴が変わっています。
この度、2019年から使用していた富士フィルムを卒業します。
そこに至る経緯など書けたらと思います。
私のカメラ遍歴〜富士フィルムを選んだ理由〜
初めてデジタル一眼レフを使用したのは、大学4年生の春。
就職が決まって、あとは青春謳歌するって時に、なぜかカメラを買うという選択をした。
おそらく、父が事あるごとに写真を撮ってくれていたからだろう。
そんな私のこれまでのカメラ遍歴を紹介します。
- Canon kiss X4 2010年6月〜2013年4月
- Canon EOS 6D 2013年4月〜2015年10月
- Canon EOS 7Dmark2 2015年10月〜2019年10月
- fujifilm X-E3 2019年10月〜2021年6月
- fujifilm X-T4 2021年6月〜2023年5月
- fujifilm X-H2S 2023年5月〜2023年9月
このようにCanon→FUJIFILMとマウントを変えてまで移行しました。
Canonを選んだ理由
Canonは父がもともと使っていました。
また、カメラの知識もなく、とりあえずダブルズームキットで入門機を選びました。
そんな中、写真に関する知識や欲求の高まりから、フルサイズ機である6Dに乗り換えます。
仕事柄、子どもの動く被写体を撮ることが多く、そこから6DのAF追従性に不満を持つようになり、7Dmark2に変更します。
そしてその後しばらくは仕事用として7Dmark2を職場に置きっぱなしにして、富士フィルムのコンパクトなものを選ぶに至ります。
富士フィルムを選んだ理由
この頃になると、YouTubeでコンテンツもたくさん見られるような状況となり、ガジェット系YouTuberの動画などを見るようになっています。
そして、フジの色がいい!という謳い文句と、フジ愛を語る人々の表情が忘れられず、購入に至ります。
一眼レフを持ち出すのに億劫になっていたため、小さいX-E3を買うことに。
次に選んだX-T4は動画もやってみたい!ということから選びました。
X-T4は今でも本当にバランスの良いカメラだと思っています。
しかし、子どもが生まれ、運動会などの動きものでの撮影が難しくなっていきました。
そこでAF性能の良い X-H2Sに乗り換えることに。
結局小学1年生の運動会で使用したのと、少し使用した程度になりました。
次に理由を書いていきます。
富士フィルムから離れる理由
運動会を機に X-H2Sにしましたが、「所有欲」「写欲」をそそられないカメラとなりました。
その理由は2つ。
- 重さ
- デザイン
富士フィルムは伝統的に軍艦部に物理ダイヤルを配置したデザインとなっています。
それがX-Hシリーズはよくあるカメラと同じデザインにしています。
それは、他社から乗り換えた時にも使いやすいからだと思います。
しかし、私にとってはそれがマイナスでした。
また、結局AFでは富士フィルムは1世代ほど他社より遅いような状態は変わらなかったのです。
そこで2023年初秋の新製品ラッシュで乗り換えようと決意しました。
買取価格も富士フィルムの供給不足から割といい価格で買い取ってもらえることも要因でした。
富士フィルムから離れる際の選択肢
2023年初秋の新製品発表で最初に購入検討したのは、SONYのα7Cⅱでした。
AF不満があったため、AFはSONYだろう!ということ。
そしてコンパクトで軽量というのも◎
ということでよしSONYに移行しようとほぼ心を決めていました。
そんな時に、新たな新製品発表が目に飛び込んできました。
それはニコンのzf でした。
もうヘリテージデザインのフォルムから惹かれましたね。
そして色々と調べることにしました。
次はzfを購入した理由について述べていきます。
ニコンzfを選択した理由
先ほどヘリテージデザインの話を軽くしましたね。
その点も踏まえて私がzfを選んだ理由をまとめていきます。
理由①デザイン、特に軍艦部のダイヤル
富士フィルムのX-T4の時に特に使いやすさを感じていた軍艦部のダイヤル。
またLIECAも使っています。
https://gooddadlife.net/blog/gadget/leica-m9-buy/
この辺りのインターフェースに身体が馴染んでいるためです。
また、撮影体験としてもこちらの方が楽しいなと個人的には思います。
さらにレンズの絞りがあったらよりいいなと思っています。
SIGMAやTAMRONでもいいので出てきて欲しいなと思います。
理由②開発者インタビューでの想いに熱くなった
まだ見ていない方はぜひこちらをまずはご覧ください。
この開発者インタビューを見たら「使ってみたい!」そう思うと思います。
これだけ歴史のある会社が、組織横断でデザインや使い勝手などにこだわったカメラ。
そして今の時代に真鍮を使ってダイヤルを作るなんてなかなか出来ることじゃないなと。
これまでの歴史があるからこのデザインが出来るニコンだからこそのものづくり。
そこにお金を払う価値を感じました。
このインタビューの中で出てきたキーワードの一つは「情緒的価値」です。
「機能的価値」ではなく、「情緒的価値」に共感しました。
理由③ 好きな写真家の存在
富士フィルムの色味も好きでした。
でも最近よく見るYouTubeがあります。
それがキョウトボーイズです。
皆さんご存知ですか?
その中の澤村さんがニコンとライカを主に使っています。
その方の写真の色味が自分の好みなんですね。
どのメーカーでも色味を近づけることができますが、ベースの色は大切な要素だと思いますのでニコンに興味を持ち始めました。
そこで新たに出たzf。
エンジンはフラッグシップと同じ画像処理エンジン。
そして価格帯とデザインなどの総合的なところでこれだと思いました。
さいごに
まだ予約した段階。
届いてから、実際に使用してみないと判断はできません。
持つ喜びも併せ持つニコンzf。
長く愛せるカメラになるといいな。
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